ABL(Asset-based Lending)
企業の事業そのものに着目し、企業が保有する動産や売掛債権などを担保として活用する融資手法です。不動産担保や個人保証に過度に依存しない融資を促進することにより、企業の資金調達の多様化を図ります。
特徴
- ①資金調達の多様化、可能性の拡大
不動産を保有していない企業でも資金調達が可能です。 - ②動産は通常通り生産活動に利用可能
事業に必要な資産を担保として提供していただきますが、通常の営業活動においては当該資産は生産活動に利用でき、且つ商品として販売も可能です。 - ③企業実態、商流の共有
銀行が企業の実態を把握・共有することにより、更なるリレーションの構築が可能となります。また、企業の現状・課題などを分析することにより、銀行と企業が共に改善策を導くことを目的とします。
活用できる動産の具体例
- ①食料品・・・りんご、ほたて、米、日本酒、菓子等
- ②衣料品・・・紳士服、婦人服、子供服、鞄、靴など
- ③原材料・・・小麦粉、木材、プラスチックなど
- ④製 品・・・スポーツ用品、化粧品、楽器、玩具、ゴルフ用品など
- ⑤機 械・・・建設機械、工作機械、太陽光発電設備など
- ⑥売掛金・・・一般売掛金、診療報酬、介護報酬、工事請負金など
この他にも、活用できる資産は様々ございます。
※取扱いに関しては所定の審査がございます。