青森銀行

【活動方針3】皆さまの“あした”をサポート

○最も近く最も頼れる存在に

法人FA

地域のお客さまにより付加価値の高いサービスを提供するため、2011年10月より行内資格「法人FA (ファイナンシャルアドバイザー)」の育成を実施しています。

法人FAは、ソリューション営業力の強化と法人営業推進者の育成を目的として創設し、2023年9月30日現在111名の認定者を県内外の本支店に配置しています。

法人FAの活動を通じ、お客さまが抱える様々な経営課題の解決に向けた提案を行い、お客さまとの信頼関係の深化を図ることにより、地域経済へのさらなる貢献を果たしていきます。

マネーカウンセラー

個人のお客さまの資産運用に関するご相談を承る行内資格「マネーカウンセラー」の育成を2008年より実施しています。2023年4月には第18期生12名が認定され、9月30日現在165名の有資格者が県内外の本支店でコンサルティング業務に携わっています。

マネーカウンセラーは、ファイナンシャル・プランニング技能士などの公的資格を持ち、専門の教育を受けた資産運用の担当者です。お客さまのライフプランなどをじっくりと伺い、お一人おひとりに合わせたオーダーメイドのコンサルティングを行っています。

マネーカウンセラー

ローンアドバイザー

お客さまのローン検討プロセスに的確なアドバイスと情報提供を行う行内資格「ローンアドバイザー」および「シニアローンアドバイザー」の育成を、2016年より実施しています。2023年3月には第8期生としてローンアドバイザー6名、シニアローンアドバイザー7名が認定され、9月30日現在、認定者数はローンアドバイザー57名、シニアローンアドバイザー93名となっています。

ローンアドバイザー

経営財務コンサルタント

経営者の考えを聴き、経営ビジョン・経営戦略を明確化し、経営課題の抽出と課題解決の支援を目的とした「経営計画書の策定サポート」等を実施する担い手として、行内資格「経営財務コンサルタント」を2021年10月より育成しています。2023年9月30日現在19名の「経営財務コンサルタント」を本支店に配置し、お客さまの経営課題解決に向け「伴走型コンサルティング」を実施しています。

○企業の成長をサポート

創業・起業支援

<あおぎん>起業家コミュニティ「Startupforest(スタートアップフォレスト)」の開設

2019年10月より、(株)MAKOTO WILL(仙台市)と連携し、起業家コミュニティ「Startupforest(スタートアップフォレスト)」を開設しています。「Startupforest」は、青森県内で創業・起業した方々とその方々を応援したいという想いをお持ちのアクセラレーター、各支援機関等の専門家やスタッフが手を取り合い、ともに更なる成長を目指すためのコミュニティです。コミュニティのメンバー同士がニーズ・課題をシェアし合うとともに、それぞれが有する課題・ニーズに対して、お互いの持つ“力”をマッチングさせ課題の解決を目指します。

<あおぎん>チャレンジプログラム ~「ものづくり」分野における事業者支援強化の取り組み~

2019年12月より、「<あおぎん>チャレンジプログラム」として「ものづくり」分野の事業者支援強化を実施しています。本プログラムは、先進的な技術や斬新なアイデアを活用し「ものづくり」分野における新規事業に挑戦する事業者さまに対して奨励金の支給と外部専門機関と連携したハンズオン支援を並行して行うことで、構想・計画から事業化・商品化に至るまで、新たなチャレンジの早期事業化の実現に寄与することを目指しています。

採択テーマの事業化を踏まえ、2023年3月、(株)小倉内装(テーマ:あおもり藍エキス配合 天然抗菌塗料開発事業)、青森県菊芋協会(テーマ:菊芋を活用した機能性食品開発による産地形成)、東和電機工業(株)(テーマ:HPLC〈高速液体クロマトグラフ〉より安価・簡便な代替製品の開発)へそれぞれ奨励金を贈呈しました。

今後も地域経済への波及効果の高い「ものづくり」産業の振興を支援していきます。

<あおぎん>チャレンジプログラム ~「ものづくり」分野における事業者支援強化の取り組み~

「プロクレアHD地域共創ファンド」を活用した事業展開支援

2023年2月、当行とみちのく銀行は、スパークル(株)をファンド運営会社とする「プロクレアHD地域共創ファンド」を組成しました。

本ファンドは、創業・新事業展開・事業承継等のニーズを有するお客さまに資金調達手段を提供します。また、両行に加え、スパークル(株)が有する中小企業や社会的起業家(※)の経営支援に係るノウハウやエリア内外における多様な情報の提供により、多角的・多面的な支援を行うことで、お客さまの更なるステップアップを後押しするもので、9月30日現在累計3件の投資を行っています。

また、6月、ねぶたの家ワ・ラッセ(青森市)にて、パネルセッション等を通じて地域における起業マインドや地域事業者の新ビジネス挑戦の機運を醸成すべく「スタートアップによる青森創生~プロクレアHD地域創生ファンドのミライ~」をスパークル(株)と共催しました。来場者、Web視聴者合わせて400名を超える幅広い層の方々にご参加いただきました。

(※)社会的起業家
内閣府が2022年11月に発表した「スタートアップ育成5か年計画」にて明記されている「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指す企業のこと。インパクトスタートアップ。

「プロクレアHD地域共創ファンド」を活用した事業展開支援

「<あおぎん>地域貢献ファンド」を活用した新規事業展開支援

2019年3月より、当行および(株)ゆうちょ銀行は、辻・本郷ビジネスコンサルティング(株)をファンド運営会社とする「<あおぎん>地域貢献ファンド」を組成しています。本ファンドは、創業・起業、新事業展開等のニーズを有するお客さまに資金調達手段を提供するとともに、辻・本郷ビジネスコンサルティング(株)、(公財)21あおもり産業総合支援センター、(独)青森県産業技術センターおよび当行が有する知見、ノウハウ、ネットワークを活用し、多角的な支援を行うことで、お客さまのステップアップを後押しするもので、2023年9月までに累計8件、2億600万円の投資を行っています。

クラウドファンディング・サービス

クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」「READYFOR」「CAMPFIRE」を活用し、地域資源を利用した新商品・サービスの提供や、地域ブランドの向上に取り組む事業者さまの資金調達および情報発信をサポートしています。

2023年3月、「CAMPFIRE」を活用し、六花酒造(株)の「創業300年酒蔵の挑戦!菌に至るまで完全青森メイドの『青森テロワール酒』に挑む!」プロジェクトを支援しました。この企画は、5月末に本社工場を移転した同社が、コメや水、菌に至るまで県産にこだわった完全青森メイドの「青森テロワール酒」の開発資金を集めるべくクラウドファンディングに挑戦したものです。取り組みに多くの支援と関心が集まり、本プロジェクトは見事達成されました。

成長支援

ESGの取り組みを支援・サポートする「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(※)」への参加

2022年9月、東京センチュリー(株)(東京都千代田区)に対する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」に参加しました。本ローンは、(株)三菱UFJ銀行をアレンジャーとする計9社による協調融資です。

当行では、お客さまのESGの取り組みを支援し持続的な成長を後押しすることで、環境・社会課題の解決に貢献してまいります。

(※)ポジティブ・インパクト・ファイナンス
「持続可能な開発の3つの側面(経済、環境、社会)のいずれかにおいて潜在的なマイナスの影響が適切に特定され緩和され、なおかつ少なくともそれらの一つの面でプラスの貢献をもたらす」ことを企図するファイナンスであり、お客さまの事業活動が環境、社会、経済にもたらすインパクトを包括的に評価・モニタリングし、お客さまのESG経営を金融面から支援するもの。

<あおぎん>SDGs取組評価サービス

2022年6月、事業者さまのSDGsへの取り組みを支援する<あおぎん>SDGs取組評価サービスの取扱いを開始しました。

このサービスでは、事業者さまのSDGsの取り組み状況をヒアリング、評価のうえ「フィードバックシート」を提供するほか、「SDGs宣言書」の策定支援を行っています。2023年9月30日現在、287社の「SDGs宣言書」の策定を支援しました。

「ベストマッチ❤オンライン商談会~近畿エリア編~」の開催

2023年5月、事業者の国内販路開拓支援の一環として、みちのく銀行、日本政策金融公庫と共催で「ベストマッチ❤オンライン商談会~近畿エリア編~」を開催しました。

この商談会は青森県の食料品製造業者等の売り手(サプライヤー企業)を、近畿地区の小売業者等(バイヤー企業)に引き合わせるオンライン商談会で、参加事業者の募集をそれぞれの地元金融機関が担当し、共同して開催する初の商談会となりました。

当日は、両行の取引先27事業者が近畿地区のバイヤー16社に自社商品の魅力をPRしました。事業者の満足度は高く、今後は他エリアでの開催も検討しています。

「ベストマッチ❤オンライン商談会~近畿エリア編~」の開催

「Netbix 商談会with大和証券2023」の開催

2023年9月、大和コンファレンスホール(東京都千代田区)にて食品関連事業者を対象とした「Netbix 商談会with大和証券2023」を開催しました。

この商談会は、当行・秋田銀行・岩手銀行の北東北3行共同ビジネスネット(Netbix)事業の一環として開催しています。

当日は計30事業者が参加し、首都圏のほか全国に販路を持つバイヤー30社に自社製品をPRしました。昨年に引き続き、バイヤー企業が調達を希望する商品カテゴリーを事前に提示し、事前予約形式で商談をセッティングする個別商談会することで、より実効性の高い商談となりました。

「Netbix 商談会with大和証券2023」の開催

「青森グラフィックデザイナーの一年展2023」の開催

2023年9月、青森県立美術館(青森市)にて、みちのく銀行、日本グラフィックデザイン協会青森地区と共に「青森グラフィックデザイナーの一年展2023」を開催しました。地元デザイナーと地域企業の共創をテーマとした事業者マッチングをメインとし、企業ブランドデザインの事例紹介や青森県内で活動するグラフィックデザイナーの作品展示などを行いました。

「青森グラフィックデザイナーの一年展2023」の開催
「青森グラフィックデザイナーの一年展2023」の開催

若手経営者・後継者向け研修「みらい共創塾2023」の開講

2023年5月、当行本店(青森市)にてみちのく銀行と共催で、地域で活躍する若手経営者や次世代経営者・後継者向けの研修として「みらい共創塾」を開講しました。

本研修は12月まで行われ、次世代の経営者の方々が組織をリードし、成長し続けるために必要な基礎的知識・スキルを体系的に習得する内容で、27名の参加者が計10回の講義やグループワーク等実践的なプログラムを通して幅広い分野について学んでいます。

若手経営者・後継者向け研修「みらい共創塾2023」の開講

経営支援プラットフォーム「あおぎん Big Advance」の取扱い

2021年4月より、地域事業者の経営課題解決などを目的に、経営支援プラットフォーム「あおぎん Big Advance(※)」の取扱いを開始しています。

「あおぎんBig Advance」は、WEB上の会員専用サイトを通じて、お客さまに多様なコンテンツを提供し、販路拡大や業務効率化などの経営課題をワンストップで解決するサービスです。本サービスにより、地域事業者さまの更なる成長支援に取り組んでいきます。

(※)あおぎんBig Advance
(株)ココペリが開発した「Big Advance」をベースとした、デジタルプラットフォームサービス。
2,000社を超える大手企業や71,000社を超えるプラットフォーム参加金融機関会員同士のビジネスマッチングにより、販路拡大・業務効率化など地域の事業者が抱える経営課題にワンストップで応えるとともに、大手企業とのオープンイノベーションにより、地域から生まれる新たな技術やサービス、未来の新規事業創出の実現を支援する。

海外進出支援

国際協力機構(JICA)との協働による海外での事業普及・実証・ビジネス化への取り組み支援

2023年3月、当行はJICAと協働し、(株)たから(田子町)のフィリピンでの事業展開において、JICAが実施するODAを活用した「中小企業・SDGsビジネス支援事業~普及・実証・ビジネス化事業(中小企業支援型)~」の申請を支援し、採択に至りました。

同社はニンニクの生産から加工、販売までのフードバリューチェーンに取り組んでおり、独自の土壌改良と栽培技術による多収量・高品質な生産態勢に加え、黒ニンニクの熟成期間を短縮・効率化する高い加工技術を有しています。また、同社は2018年にもJICA「中小企業海外展開支援事業・案件化調査事業(事業名称は当時のもの)」に採択され、同国で同社の黒ニンニク栽培、製造・製品化ノウハウ等を活用したビジネスアイデアやビジネスモデルを策定する調査を行いました。

今回採択された本事業はその続編であり、前回の調査を踏まえた取り組みとして、同国にある国立大学をパートナー機関とし、同国の特産品のニンニクを高付加価値商品として実現することを目指します。適切なニンニク栽培から加工、製品化、販売につなげるための市場評価までのバリューチェーンの普及・実証・ビジネス化調査に取り組む予定です。

「国内バイヤー輸出商談会」の開催

2023年1月、青森県内の食品関連事業者の海外展開支援を目的として、青森県、日本貿易振興機構(JETRO)青森貿易情報センター、みちのく銀行と共催で「国内バイヤー輸出商談会」を開催しました。

この商談会では、バイヤーとして海外に販路を持つ国内商社6社を招請し、計14事業者が参加しました。

アグリビジネスへの取り組み

「アグリパートナーチーム」の活動

青森県の基幹産業である農林水産業の振興に向けた取り組みを強化するため、アグリビジネス専門担当者にて構成される「アグリパートナーチーム」をビジネスパートナー部に設置しています。

本チームでは営業店と連携しながら様々な取り組みを展開していますが、チームには「JGAP認証(※)」の取得をサポートできる指導員資格保有者が複数名在籍し、農業者の「GAP認証取得サポート」も行っています。2023年9月30日現在、県内農業および畜産業の法人16社が当行のサポートを通じて認証取得に至っています。

<GAP認証取得事業者 2023年4月~9月>
・2023年6月 農事組合法人北栄農場(JGAP:だいこん・ごぼう・長いも・かんしょ)
・2023年7月 (株)齊下商店(GGAP:にんにく)

(※)JGAP認証
食品安全・環境保全・労働安全など、持続可能性確保に向けた生産工程管理に取り組む事業者に、第三者から与えられる認証。

医療・介護分野への取り組み

医療・介護分野への取り組みを強化するため、医療・介護事業コンサルティングチームを設置し、ビジネスパートナー部に専担者を配置しています。

高齢化や人口減少が進む中、医療・介護分野を取り巻く経営環境は大きく変化しており、人材不足による業務効率化ニーズやM&A活用による事業規模拡大ニーズ等、各種コンサルティングニーズが高まってきています。コンサルティングニーズに対し、全国有数の実績を誇る日本経営グループをはじめとした提携機関と連携しながら、業務改善・人材育成など専門的なコンサルティングニーズへ対応しています。

SOMPOケア(株)との業務提携について

2022年9月、シニア事業特化型サービス「ビジネスプロセスサポート」を提供するSOMPOケア(株)と業務提携しました。

「ビジネスプロセスサポート」は、介護事業者の事業運営・管理、事業展開などの課題解決をサポートするサービスです。

本提携により、介護事業における開業支援や人材確保など様々な経営課題の解決を支援する体制を整えています。

観光分野への取り組み

「宿泊施設魅力向上対策事業」の実施

観光分野への取り組みを強化するため、観光産業コンサルティングチームを設置し、ビジネスパートナー部にコンサルタントを配置しています。

2019年3月、観光振興による地域経済の活性化を目的として、(公社)青森県観光国際交流機構と観光振興に関する業務連携協定を締結し、地域の観光コンテンツ開発や地元観光関連事業者への支援を強化しています。連携業務として2019年4月より、県内の宿泊施設に宿泊施設経営の専門家を派遣し、課題解決や施設の魅力・付加価値の向上を目指す「宿泊施設魅力向上対策事業」を実施しており、2021~2022年度は4社の宿泊事業者を支援し、2023年3月に成果発表会を行いました。成果発表会には宿泊施設関係者や観光関連団体等が参加し、経営課題の解決に向けて取り組んだ事柄を紹介し、今後の展望を発表しました。2023年は更なる事業価値向上のための再構築期間として県内事業者の実態・ニーズヒアリング等を通じて、2024年度からの事業内容の再設計を行っています。

「宿泊施設魅力向上対策事業」の実施

歴史的建造物を利活用した文化振興・観光振興・まちづくり事業活性化に向けた取り組み

2021年度より、弘前市等とともに弘前市の歴史的建造物を利活用した文化振興・観光振興・まちづくり事業活性化に向けた取り組みを実施しています。文化庁や観光庁の支援事業を活用し、文化観光コンテンツ・ツアーの企画造成、ガイド育成、文化財施設のユニークベニュー活用、WEB・SNSでの情報発信等に取り組んできました。

2023年10月には、弘前市、弘前商工会議所、プロクレアホールディングス、当行、みちのく銀行、あおもり創生パートナーズの6者による「歴史的資源を活用した観光まちづくりに関する連携協定」を締結し、これまでの取り組みに加え、分散型ホテルの概念に基づく歴史的建造物の面的利活用構想の具体化に取り組んでいきます。

歴史的建造物を利活用した文化振興・観光振興・まちづくり事業活性化に向けた取り組み

◯豊かな暮らしのお手伝い

ニーズに合ったご提案

「お客さまの資産形成支援に向けた業務運営方針」等の公表

2017年3月に金融庁より公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」を踏まえ、当行における「お客さまの資産形成支援に向けた業務運営方針」および本方針に基づく「具体的な取組内容」を定め、その取組状況を年1回公表しています。

https://www.a-bank.jp/contents/guide/aboutabank/shisan_keisei_shien/

これからも「お客さまの資産形成・所得向上を支援する取り組みを真摯かつ誠実・公正に追求」するとともに、お客さまの知識・経験ならびに財産を「豊か」にしていくことを通じ、地域の活性化をリードするよう努めていきます。

「あおぎん活き活きクラブオフ」によるサービス提供

2018年5月より、当行で年金をお受け取りのお客さま限定でご利用いただける優待サービスとして、「あおぎん活き活きクラブオフ」によるサービスを提供しています。

宿泊・グルメ・レジャーなど全国20万件以上の提携施設を優待価格でご利用いただけるなど、お客さまのお好みにあったサービスをお選びいただくことができます。本サービスは、提携する(株)リロクラブより提供しています。

<あおぎん>資産運用セミナーの開催

お客さまの資産づくりのお役に立てるよう、「<あおぎん>資産運用セミナー」を開催しています。

2023年度は、新型コロナウイルスへの対応を鑑み、オンラインによるセミナーを開催しました。2023年9月30日までに計3回開催し、21名のお客さまにご参加いただきました。

◯ますます便利に

ローン専門拠点の共同店舗化

ローン専門拠点におけるみちのく銀行との一部共同店舗として2023年4月、ローンデスク青森中央(青森市)、8月、ローンデスク弘前上土手町(弘前市)、9月、ローンデスク八戸田向(八戸市)の運営を開始しました。各市のローン専門拠点は、ローンプラザに次いで2拠点目となります。住宅ローンをはじめとする個人ローン全般のご相談からご契約手続きについて、専門スタッフがワンストップで対応しており、より多くのお客さまに幅広くご利用いただけるようになりました。また、両行では、共同店舗化を機に組織融和を深めています。

ローン専門拠点の共同店舗化

「d払い」との口座連携を開始

2023年3月、スマートフォン決済サービス「d払い」との口座連携を開始しました。

「d払い」は、(株)NTTドコモが提供するスマートフォン決済サービスで、チャージした残高を「d払い」加盟店での支払いやユーザー間での送金等に利用できます。「d払い」アプリ上で当行の普通預金口座を登録することで、登録した口座からのチャージが可能となります。

青森県ダイレクト納付推進会議の開催と推進活動の実施

2023年6月、税公金等の納付にかかる社会全体のコスト削減や納税者の利便性向上等を目的として「青森県ダイレクト納付(※)推進会議」を開催しました。当行が事務局となり、みちのく銀行、青い森信用金庫、東奥信用金庫、青森県信用組合の県内5金融機関とオブザーバーとして青森税務署、青森県、日本銀行青森支店が参加し、チラシ作成や申込キャンペーン、推進活動の各議案について採択しました。

また、同月、当行八戸支店、青い森信用金庫本店営業部、みちのく銀行青森中央営業部、青森県信用組合本店営業部、東奥信用金庫本店にてダイレクト納付推進活動を実施しました。青森税務署と当行の職員が中心となり、国税庁e-Taxキャラクーのイータ君、当行のキャラクターのaomoと一緒に、各部店に来店されたお客さまにダイレクト納付に関するチラシを配布しながらPRを行いました。

(※)ダイレクト納付
国税の場合はe Tax、地方税の場合はeLTAXを利用して、事前に届出をした口座からの振替により簡単な操作で税金を納付することができる電子納付のこと。

青森県ダイレクト納付推進会議の開催と推進活動の実施

ホームページへの動画コンテンツの掲載開始

2022年7月、当行ホームページで商品やサービスをご案内する動画コンテンツの掲載を開始しました。(株)4COLORSが提供する動画作成クラウドサービス「PIP-Maker」を活用しており、商品やサービスについて理解を深めていただける内容となっています。これにより、お客さまの利便性向上と非対面チャネルの拡充を図っています。

◯積極的な情報発信

SNSを活用した情報発信

2019年1月より「YouTube公式チャンネル」および「Facebook公式アカウント」を開設し、積極的な情報発信を行っています。

YouTube公式チャンネルでは、CMギャラリーのほかTV番組『あおもり歩笑夢(ポエム)』、SDGs浸透企画『2030年からの、ありがとうのために。』などを配信し、Facebook公式アカウントでは、当行の取り組みの紹介や地域の情報などを随時発信しています。

また、2020年6月からは、Instagramを活用した地域応援施策「AOMORI ♥HIKE」を実施しています。この施策では、店舗ネットワークを活用し、各部店の従業員が地域の魅力的なお取引先を取材して、店舗情報や商品などをインスタグラム当行アカウントで紹介しています。

SNSを活用した情報発信

SDGs浸透企画「2030年からの、ありがとうのために。」を公開中

SDGs浸透企画『2030年からの、ありがとうのために。』を公開中

2021年1月から11月、青森県内におけるSDGsの理解・浸透および意識向上の促進を目的として「2030年からの、ありがとうのために。」を配信し、現在YouTube公式チャンネルにて公開しています。

本動画は、ご当地VTuber「青森りんこ(※)」とのコラボ企画で、SDGsの世界的なゴール(目標)を青森県版にローカライズし、「青森県にとってのSDGsとは何か」という視点で身近にある地域の課題などを分かりやすく解説したものです。

動画の制作にあたっては、青森県およびSDGsに取り組んでいる青森県内の大学・学校や団体等のご協力をいただきました。

(※)青森りんこ
2019年より活動を開始した、バーチャルユーチューバー。「青森を元気に!」をモットーに、ホームページやTwitter、YouTubeなどで青森の魅力を発信している。