青森銀行

【活動方針2】持続的な地域発展への貢献

○地方創生への参画

コンサルティング会社 あおもり創生パートナーズ(株)の設立

コンサルティング会社 あおもり創生パートナーズ(株)の設立 コンサルティング会社 あおもり創生パートナーズ(株)の設立

2019年10月1日、当行100%出資によるコンサルティング会社、あおもり創生パートナーズ(株)を設立しました。当行グループは、2019年4月よりスタートしている第16次中期経営計画において、目指す姿として「地域・お客さまとともに、豊かで幸せな未来を創る Only One Consulting Bank」を掲げていますが、多様化するお客さまのニーズや経営課題、地域の課題に、これまで以上に幅広く、より深くご相談に応じ、中長期的なサポートを行う子会社として、コンサルティング会社を新たに設立しました。

・あおもり創生パートナーズ(株)の概要
商 号 あおもり創生パートナーズ株式会社
(英文:Aomori Creation Partners Co.,Ltd.)
本社所在地 青森市新町2丁目2番7号(青森銀行新町ビル4F)
資本金 50百万円
株 主 株式会社青森銀行(100%子会社)
設立年月日 2019年10月1日
・主な業務内容
従来以上に専門的で付加価値の高いサービスの提供や情報発信を通じて、お客さまの経営サポートならびに地方創生に取り組んでいきます。
(1)経営に関するコンサルティング業務
お客さまの経営課題を共有し、最適なソリューションの提供や解決に向けたハンズオンでの支援を行います。
(2)地域活性化に関するコンサルティング業務
地方公共団体さまの地方創生に向けた取り組みへの積極的な参画や、様々な地域課題への解決に向けた支援、提案を行います。
・今後の予定
2020年1月の開業を目指して準備を進めていきます。

あおぎん地方創生宣言 ~創生 全力投球!!~

あおぎん地方創生宣言 ~創生 全力投球!!~

2016年4月、地方創生に向けた取り組みを深化・加速化させるべく、「あおぎん地方創生宣言」を策定し、展開しています。

青森銀行は、「地域のために お客さまとともに 人を大切に」の企業理念のもと、当行が保有する経営資源を最大限に活用し、「地方創生」に全力で取り組んでまいります。

地域に根ざした金融機関として、「創生 全力投球!!」を旗印に、職員一人一人が地方創生の担い手としての意識を持って、日々の活動を展開いたします。

これまで以上に地域の皆さまとの結びつきを深め、地域のポテンシャルを活かした「しごとづくり」「ひとづくり」「まちづくり」に貢献してまいります。

<あおぎん>地方創生コンソーシアム

<あおぎん>地方創生コンソーシアム

2017年4月、青森県における地方創生に向けた取り組みを強化するため、観光振興や地域産品の販路拡大等、様々な分野に精通した22の企業・団体(2019年9月時点で27社)とともに、「<あおぎん>地方創生コンソーシアム」を組成しました。

本コンソーシアムは、青森県内地方公共団体が有する地方創生に係る様々なニーズ・課題に対して、当行と専門機関であるコンソーシアム構成企業・団体や外部連携機関との協働を通じて、地方創生に向けた多角的な支援を展開することを目的とするものです。

今後も地域に根差した金融機関として、地方創生に向け役職員一丸となって、全力で取り組んでいきます。

国土交通省とのPPP協定の締結

国土交通省とのPPP協定の締結

2019年4月、国土交通省とPPP※1協定を締結しました。この協定は、自治体や民間企業向けのPPPへの取り組みを官民連携で支援していくことを目的としており、国土交通省が募集するパートナーとして、県内金融機関では唯一選定されました。

同協定に基づく取り組みの一環として、2019年5月、当行本店にて「<あおぎん>PPP/PFI※2セミナー」を開催しました。セミナーでは、国土交通省総合政策局の河合優希氏が地方創生におけるPPP/PFIの活用や同省の取り組みなどについて、三菱UFJリース(株)営業統括部 部長の畑伸二氏が公共施設マネジメントとPPP/PFI・不動産リースの活用について解説しました。

当日は、県内自治体の職員など約100名が参加し、公共施設整備の新たな方法として注目されている官民連携の手法(PPP/PFI)について理解を深めました。

※1 PPP:Public-Private-Partnershipの略。民間資本や民間のノウハウを活用し、効率化や公共サービスの向上を目指すもの。

※2 PFI:Private-Finance-Initiativeの略。従来のように公共が直接施設を整備せずに民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供を委ねる手法。

青森県観光連盟との業務連携協定の締結

青森県観光連盟との業務連携協定の締結

2019年3月、観光振興による地域経済の活性化を目的として、(公社)青森県観光連盟と観光振興に関する業務連携協定を締結しました。当行は(公社)青森県観光連盟と協力し、お互いが保有する知的資源、人的資源を活用し、地域の観光コンテンツ開発や地元観光関連事業者への支援を強化していきます。

最初の連携業務として2019年4月より2年間、県内の宿泊施設に宿泊事業専門の経営コンサルタントを派遣し、課題解決や施設の魅力・付加価値の向上を目指す「宿泊施設魅力向上対策事業」を実施しています。

「FINE+東北 Instagram フォトコンテスト」の開催

東北観光金融ネットワーク「FINE+東北」(ファイン・プラス・東北)における取り組みの一環として、Instagramによるフォトコンテストを2019年4月1日〜8月31日の期間実施したところ、約30,000点の応募があり大好評をいただきました。

今回は第二弾として、秋・冬シーズンの東北の魅力発信を目的に「アライブ東北!地元のオススメ」のテーマで実施しています。

「FINE+東北」は、東北の地方銀行6行(当行、秋田銀行、岩手銀行、七十七銀行、山形銀行、東邦銀行)および日本政策投資銀行との間で2017年3月に締結した「観光振興事業への支援に関する業務協力協定」に基づく協力体制の名称であり、各行のノウハウとネットワークを融合させ、東北の観光振興に向けた「地域づくり」に関する幅広い分野で連携を強化し、各種支援を行っています。

 

「第2回 FINE+東北Instagram フォトコンテスト」概要

募集テーマ 「アイラブ東北!地元のオススメ」と言いたくなるモノ
地元のメジャーなモノ(風景・名所・イベント・食べ物等)から、知る人ぞ知るモノまで、東北の魅力あるオススメなモノを幅広く募集します。
募集期間 2019年11月11日(月)~2020年3月31日(火)
応募方法 1.「finetohoku」をフォロー
2.「アイラブ東北!地元のオススメ」なモノを撮影
3.「#finetohoku2」のハッシュタグを付けて投稿
賞  品 A賞:東北の温泉旅館宿泊ペア券(6組)
B賞:クオカード(100名)
主  催 FINE+東北、(一社)東北観光推進機構
協  賛 NEXCO東日本
後  援 東北経済産業局、東北運輸局、(一社)東北観光推進機構、
(一社)東北インアウトバウンド連合
運営事務局 第一広告社

 

地方公共団体との連携状況

当行は県内41の地方公共団体(県・市町村)のうち、32団体から指定金融機関の指定を受け、地域の中核金融機関として公金業務を取り扱いしています。また青森県および秋田県の12市町村と創生に関する連携協定を締結しています。

 

■これまでの連携締結状況一覧

・2015年  6月 弘前市との「弘前市空き家・空き地の利活用に関するパートナーシップ協定」締結
・2015年  7月 むつ市との「むつ市すこやかサポート事業所認定制度に関する協定」締結
・2016年  4月 むつ市との「地方創生に係る包括連携協力に関する協定」締結
・2016年  4月 板柳町との「板柳子育て支援協定」締結
・2016年  7月 三沢市との「地方創生に係る包括連携協定に関する協定」締結
・2016年10月 楽天(株)・鯵ケ沢町との「インターネットサービス等を通じた地域活性化にかかる包括連携協定」締結
・2017年  1月 平内町との「地方創生に係る包括連携に関する協定」締結
・2017年  3月 平川市との「地方創生に係る包括連携協力に関する協定」締結
・2017年  5月 八戸市との「八戸市空き家利活用に関するパートナーシップ協定」締結
・2017年  6月 秋田県大館市との「『空き家利活用ローン』提携に関する覚書」締結
・2018年  3月 おいらせ町との「おいらせ町定住促進等に関する連携協定」締結
・2018年  4月 西目屋村・(有)弘前コーヒースクールとの「地方創生に向けた企業立地に関する協定」締結
・2018年  6月 階上町との「階上町定住促進等に関する連携協定」締結
・2018年 12月 三戸町との「三戸町移住定住促進等に関する連携協定」締結
・2019年  3月 板柳町との「板柳町健康推進協定」締結

各種団体との連携状況

・2017年  2月 三菱UFJ 銀行との「地方創生に関する包括連携協定」締結
・2017年  3月 東北地銀6行(青森銀行・秋田銀行・岩手銀行・七十七銀行・山形銀行・東邦銀行)と日本政策投資銀行との「観光振興事業への支援に関する業務協力協定」締結
・2017年10月 (学)光星学院との「地域活性化連携協力協定」締結
・2019年  3月 (公社)青森県観光連盟との「観光振興に係る業務連携協定」の締結

<あおぎん>「地方創生ファンド」

青森県内の地方創生に向けた取り組みを積極的に支援していくため、2017 年1月より<あおぎん>「地方創生ファンド」の取り扱いを開始しました。本融資制度は、青森県内の地方創生に向けた取り組みへの貢献を目的として、「しごとづくり」「ひとづくり」に取り組む事業者の皆さまに事業資金を融資するものです。

「あおもり藍」のブランド化・事業化に向けた作業体験会の実施

「あおもり藍」のブランド化・事業化に向けた作業体験会の実施

青森県の地方創生に向けた取り組みの一環として、日本航空(株)、あおもり藍産業(協組)、(株)藍農産との共催により、「あおもり藍」のブランド化・事業化に向けた作業体験会を実施しています。今年度は青森市のすこやか農場にて、6月に苗植え、8月に刈り取りの作業体験を実施しました。

クラウドファンディングの活用による地域活性化に向けた取り組み

クラウドファンディングの活用による地域活性化に向けた取り組み

当行は、クラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」「Readyfor」「CAMPFIRE」と連携し、クラウドファンディングを活用した地域活性化プロジェクトを支援しています。

2019年度上期に組成した主なプロジェクトは下記の通りです。

青森ねぶた祭を見る!知る!体験する!「青森ねぶた祭アプリ」IT化プロジェクト

青森ねぶた祭を見る!知る!体験する!「青森ねぶた祭アプリ」IT化プロジェクト

(株)フォルテ(青森市)

期間:2019年7月9日~2019年7月30日

このアプリをお手持ちのスマートフォンにダウンロードすることで、日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語での情報と、準天頂衛星システム「みちびき」や衛星利用測位システム(GPS)を活用した30秒ごと更新されるねぶたの位置情報が取得可能です。

「令和時代もかかしで活性化!青森を元気にするかかしロード280を応援しよう」プロジェクト

かかしロード280実行委員会(青森市)

期間:2019年7月30日~2019年9月29日

青森市北部地域から三厩地区まで国道280号線バイパス沿いに、地域住民の手作りかかしを展示する地域イベント「かかしロード280」は、今年で第13回目の開催。青森の初秋の風物詩としても認識が広がっており、高さ5メートルに及ぶシンボルかかしが毎年話題となる。かかし展示期間は2019年9月1日から9月30日まで。

冬に咲くさくらライトアップ・プロジェクト

冬に咲くさくらライトアップ・プロジェクト

冬に咲くさくらライトアップ実行委員会(弘前市)

期間:2019年8月30日~2019年10月30日

春の桜の名所として全国的に有名な弘前城で、雪をまとった桜の木々をライトアップすることで、春に桜が満開に咲くような光景を作りだし、弘前市の冬の新たな観光コンテンツとすることを目指す。

今回のプロジェクトでは、第1目標を「昨年度までと同様のピンク色でのライトアップ」とし、支援金額が当初目標を大幅に上回る170万円に達した場合の第2目標として「ピンク色に加え別の色にも切り替えるライトアップ」を設定している。

○地域貢献への取り組み

「小さな親切」運動への取り組み

「小さな親切」運動への取り組み

当行が事務局を務める「小さな親切」運動青森県本部では、2019年7月、十和田市役所新庁舎に車椅いす1台を寄贈しました。「小さな親切」運動青森県本部では、1999年以降これまで通算121台の車いすを寄贈しています。

また、同10月には、「小さな親切」運動青森県三沢支部の推薦により、(公社)「小さな親切」運動本部から川越榮助様(八戸市在住)に「小さな親切」実行章が贈呈されました。同市市川町にて通学中の子どもたちのために、除草作業と交通見守りのボランティアを34年以上行ってきた川越様の活動に敬意を表し、実行章を贈呈しました。

あおぎんSDGs 私募債「未来の創造」

地域貢献および持続可能な社会の実現、地域におけるSDGs推進を目的として、CSR私募債(寄贈オプション付私募債)をリニューアルし、2018年12月より「あおぎんSDGs私募債『未来の創造』」を取り扱いを開始しました。同私募債の発行時、発行額の0.2%相当額を当行が拠出し、発行企業の希望する学校や児童福祉施設、自治体等への物品寄贈等を通じて、SDGsで定める17ゴールに貢献する内容となっています。

■2019年4月〜2019年9月 寄贈分

寄贈月
2019年4月
発行企業
古川ガラス工業(株)(青森市)
寄贈先
青森市
寄贈品
スポーツ振興・市民交流施設整備のための寄付金
古川ガラス工業(株)(青森市)
寄贈月
2019年4月
発行企業
(株)三八緑化技術(八戸市)
寄贈先
八戸市立町畑小学校(八戸市)
寄贈品
折りたたみテーブル
(株)三八緑化技術(八戸市)
寄贈月
2019年4月
発行企業
(有)青森資材(北津軽郡板柳町)
寄贈先
板柳町立板柳中学校(北津軽郡板柳町)
寄贈品
寄付金
(有)青森資材(北津軽郡板柳町)
寄贈月
2019年4月
発行企業
(株)大坂組(青森市)
寄贈先
(学)明の星学園青森明の星中学・高等学校(青森市)
寄贈品
図書
(株)大坂組(青森市)
寄贈月
2019年5月
発行企業
(有)架設技研(青森市)
寄贈先
(社福)浪岡あすなろ会(青森市)
寄贈品
ハンディールーム(手織機)
(有)架設技研(青森市)
寄贈月
2019年5月
発行企業
三興電子工業(株)(十和田市)
寄贈先
青森県立十和田西高等学校(十和田市)
寄贈品
iPad
三興電子工業(株)(十和田市)
寄贈月
2019年6月
発行企業
弘前倉庫(株)(弘前市)
寄贈先
(社福)弘前乳児院(弘前市)
寄贈品
玩具一式
弘前倉庫(株)(弘前市)
寄贈月
2019年6月
発行企業
(株)野呂建設(つがる市)
寄贈先
つがる市立瑞穂小学校(つがる市)
寄贈品
図書
(株)野呂建設(つがる市)
寄贈月
2019年6月
発行企業
伊東自動車硝子販売(株)(青森市)
寄贈先
(公財)青森県母子寡婦福祉連合会(青森市)
寄贈品
子ども食堂運営費
伊東自動車硝子販売(株)(青森市)
寄贈月
2019年6月
発行企業
アップルハウジング(株)(青森市)
寄贈先
青森県立青森商業高等学校(青森市)
寄贈品
演台
アップルハウジング(株)(青森市)
寄贈月
2019年6月
発行企業
(株)松本工務店(三戸郡南部町)
寄贈先
南部町立名久井小学校(三戸郡南部町)
寄贈品
寄付金
(株)松本工務店(三戸郡南部町)
寄贈月
2019年7月
発行企業
(株)伸和産業(弘前市)
寄贈先
青森県立弘前第一養護学校(弘前市)
寄贈品
フライングディスク競技用品一式
(株)伸和産業(弘前市)
寄贈月
2019年8月
発行企業
城東電気(株)(弘前市)
寄贈先
青森県立弘前工業高等学校(弘前市)
寄贈品
iPadおよび周辺機器一式
城東電気(株)(弘前市)
寄贈月
2019年8月
発行企業
(株)三共(弘前市)
寄贈先
青森県立弘前工業高等学校(弘前市)
寄贈品
赤外線放射温度計
(株)三共(弘前市)
寄贈月
2019年8月
発行企業
(株)青森舗道(北津軽郡中泊町)
寄贈先
(社福)拓心会(五所川原市)
寄贈品
車いす
(株)青森舗道(中泊町)
寄贈月
2019年9月
発行企業
(株)青建設計(三沢市)
寄贈先
三沢市立上久保小学校(三沢市)
寄贈品
図書
(株)青建設計(三沢市)
※あおぎんSDGs 私募債「未来の創造」発行累計(旧CSR 私募債を含む)(2017年7月~2019年9月)
発行企業数:103社(社名非公表を含む)
発行累計:75億1千万円
寄付累計額:1,502万円相当

クラウドファンディングの活用によるインクルーシブカフェ開設支援

クラウドファンディングの活用によるインクルーシブカフェ開設支援 クラウドファンディングの活用によるインクルーシブカフェ開設支援

2019年5月、クラウドファンディングのプラットフォームCAMPFIREと連携し、児童養護施設等から社会へ巣立つ若者たちを支援するためのアフターケア相談所を併設した「インクルーシブコミュニティー※カフェ開設プロジェクト」を実施しました。

プロジェクトの実行者は合同会社ラン・フィルママン(地域交流育成福祉活動支援おひさまの村)で、2019年10月、「アフターケア相談所 おひさまの村 & 月の村 カフェ・マーニ」を青森市内にオープンしました。相談員が常駐し、内容によりセラピスト、司法書士、社労士に取次ぎ、自立に向けた多様な相談に対応しています。

※インクルーシブコミュニティー:多様な個性や価値観、ライフスタイルを認め合い、すべての人へあらゆることにチャレンジする機会を提供する、公正で開かれたコミュニティ。

社会貢献型株主優待制度による「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた取り組み

社会貢献型株主優待制度による「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた取り組み

「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた取り組みを後押しするため、2018年3月期より社会貢献型株主優待制度を導入しています。

具体的には、株主優待制度「あおぎん悠悠倶楽部※1」の株主優待カタログ「風コース」に「青森県の縄文遺跡群 世界遺産をめざす会※2」への寄付項目を追加しました。寄付項目を選択した株主の皆さまは、株主優待品の贈呈の代わりに優待品相当額(3,000円)を、当行を通じて「青森県の縄文遺跡群 世界遺産をめざす会」に寄付する内容です。

2019年11月には、県内外の株主の皆さまからお預かりした2019年3月期分の寄付金を同会に贈呈しました。寄付金は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた推進活動に役立てられます。

※1 株主優待制度「あおぎん悠悠倶楽部」:1997年7月、株主の皆さまへの感謝の気持ちをお伝えするために創設。一定期間保有している株主を対象とし、毎年3月31日現在の所有株数に応じて、青森県の特産品をプレゼントする制度。

※2 青森県の縄文遺跡群 世界遺産をめざす会(代表 若井敬一郎 青森県商工会議所連合会会長):2006年9月、青森県商工会議所連合会・青森県ユネスコ協会等により設立。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた推進活動組織。

○健康増進支援

あおぎん健康宣言

あおぎん健康宣言

青森県が全国ワーストの短命県であることを背景に、「健康」への取り組みが強化される中、従業員の健康増進の推進により生産性の向上を図る「健康経営」が注目されています。当行では、従業員の健康を重要な経営資源の一つと位置付け、健康増進による組織活力および生産性の向上を図るとともに、地域の皆さまの健康増進への積極的な支援により、青森県の短命県返上に貢献することを目的として2014年2月、「あおぎん健康宣言」を策定しました。

個人取引に係る「健康増進サポート企画」の実施

2016年4月より、「あおぎん健康宣言」に基づき、健康増進に取り組む企業にお勤めの方を対象に、個人取引に係る健康増進のサポートを目的として、「健康増進サポート企画」を実施しています。
 

対象者
①青森市「あおもり健康づくり実践企業」認定制度の認定企業
②弘前市「ひろさき健やか企業」認定制度の認定企業
③むつ市「むつ市すこやかサポート事業所」認定制度の認定事業所
④つがる市「つがる健康経営企業」認定制度の認定企業
⑤弘前市「女性活躍推進応援企業」認定制度の認定事業者
⑥弘前市「子育て応援企業」認定制度の認定企業
⑦弘前市「移住応援企業」認定制度の認定事業者
⑧青森県「青森県健康経営」認定制度の認定企業
⑨青森県「あおもり働き方改革推進企業」認定制度の認定企業
⑩全国健康保険協会青森支部の「健康宣言」登録を行っている事業者
⑪女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定制度の認定事業者
⑫次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定制度の認定事業者
⑬青森県の「青森県介護サービス事業所認証評価制度」の認証事業所
⑭青森県の「青森県保育・障害福祉サービス事業所等認証評価制度」の認証事業所
⑮板柳町の「いたやなぎ健康推進事業所」認定制度の認定事業者
サポート内容
①上記①~⑮の認定・登録された事業者の従業員の皆さまを対象に、マイカーローンおよび教育ローン(反復利用型)は店頭表示金利より0.2%引下げし、フリーローンは店頭表示金利より0.5%引下げします。
②上記①~④の健康増進企業として認定された事業者が実施した健康診断を受診したクレジットカード〈aomo〉ご契約者さまへ「クレジットカードポイント100ポイント」(500円相当)を進呈します。

○金融リテラシー向上支援

地域における金融リテラシー向上支援策の一環として、各地の企業・教育機関にて「金融講座」や「出前授業」「銀行見学会」を随時開催しています。2019年度上期は下記にて実施いたしました。

「金融講座」の実施

・2018年9月 函館大谷短期大学

「銀行見学会」の実施

・2019年7月 青森市立戸山中学校
青森市立東中学校
・2019年9月 青森市立沖館中学校
「銀行見学会」の実施

地域高校生を対象とした金融教育(出前授業)の実施~創業140 周年記念事業〜

創業140 周年記念事業の一環として、地域高校生を対象とした金融教育(出前授業)を実施しています。本金融教育は、成人年齢の引き下げを見据え、社会人として自立した生活を送るための金融リテラシー習得支援として実施するもので、学習指導要領を踏まえて作成した金融教育副読本を使用し、当行職員が授業を行います。

①対  象:青森県内の高校生
②実施内容:金融リテラシー習得支援
③講  師:高校所在地近隣の当行本支店職員
④実施期間:2019年3月~2020年3月
地域高校生を対象とした金融教育(出前授業)の実施~創業140 周年記念事業 地域高校生を対象とした金融教育(出前授業)の実施~創業140 周年記念事業 地域高校生を対象とした金融教育(出前授業)の実施~創業140 周年記念事業

○文化・スポーツ振興

日本全国の子どもに演劇の感動を届けるプロジェクト「こころの劇場」への協賛

日本全国の子どもに演劇の感動を届けるプロジェクト「こころの劇場」の青森県公演が、2019年6月に八戸市、2019年10月に青森市にて開催されました。

「こころの劇場」は、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、生きていく上で大切なものを、舞台を通じて語りかけたいという想いから、劇団四季と(一財)舞台芸術センターが主催し、2008年より日本全国で実施されています。

当行は、県内の小学生に本物の演劇に触れる機会を提供したいという想いから2017年度より「こころの劇場」青森公演に協賛、今年度で3回目となりました。

青森ワッツへの公式スポンサー協賛

ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.リーグ)青森ワッツの公式スポンサーとして、2013年10月の日本プロバスケットボールbjリーグ新規参入以来応援しています。

青森ワッツへの公式スポンサー協賛 青森ワッツへの公式スポンサー協賛 青森ワッツへの公式スポンサー協賛

青森県陸上協会へのナンバーカード協賛

地域におけるスポーツ振興支援の一環として、2018年度より(一財)青森陸上競技協会が登録選手に発行するナンバーカード(ゼッケン)に広告を掲載しています。2019年度のナンバーカードは、青森銀行の文字とロゴがプリントされ、高校総体など9大会で約7,500人の出場選手が着用しました。

「創業140周年記念 青森銀行ナイター」の開催

「創業140周年記念 青森銀行ナイター」の開催

創業140周年記念事業の一環として、2019年5月、プロ野球一軍公式戦「東北楽天ゴールデンイーグルスvs埼玉西武ライオンズ戦(弘前市 はるか夢球場)」に冠協賛を実施しました。

当行は地方創生・地域振興に対する施策等を積極的に展開しているなか、地域で開催されるプロ野球一軍公式戦に地域スポーツ振興・支援の観点から、2017年より冠協賛を実施しています。

コンサートへの「記念冠協賛」の実施~創業140 周年記念事業〜

創業140周年を記念し、青森県の音楽芸術文化振興に向けての取り組みとして、2019年7月、「辻井伸行〔ピアノ〕、ルシエンヌ〔トランペット〕、パトリック・ハーン〔指揮〕、オーケストラアンサンブル金沢 青森公演」コンサートへの冠協賛を実施しました。

○高齢化社会への対応

高齢のお客さまの接遇向上に向けた取り組み

高齢のお客さまの接遇向上に向けた取り組み

高齢のお客さまが安心してご来店いただける環境整備の一環として、2016 年度より認知症に対する知識や基本的な対応方法を習得するため、新入行員研修において「認知症サポーター養成講座」を実施しています。

「むつ市高齢者等見守りネットワーク事業」への参画

当行は、2018年7月、むつ市が実施する「むつ市高齢者等見守りネットワーク事業」に係わる協定を締結し、同事業へ参画しました。

同事業は、むつ市と地域事業者が連携することにより、地域社会全体で高齢者などの皆さまを見守る体制を確保し、高齢者などの皆さまにとって安心安全な地域生活環境を構築する事業です。当行は、むつ市内の2ヵ店(むつ支店、大湊支店)が事業へ参画しています。

今後も地域事業者の一員として、地域の取り組みに積極的に協力していきます。

○バリアフリーへの対応

基本的な考え方

当行では、安全・安心な店舗づくり、障がい者に配慮した接客・応対、お客さまの状態の変化に応じた柔軟な受付対応に積極的に取り組み、すべてのお客さまが安心してご利用いただける金融機関であるよう努めていきます。

相談体制

当行では、顧客保護等管理規程および顧客サポート等管理規程により、お客さまからの問い合わせや苦情等の申し出について相談体制を整備しています。本部・営業店には顧客保護等管理者(部店長)および顧客保護等担当者(次席者)を配置しています。統括管理責任者には、営業統括部長を顧客サポート等統括管理責任者として配置し、営業統括部お客さま相談室を統括部署とする相談体制を構築しています。

研修・マニュアル

障がいをお持ちのお客さまへの接遇向上に向けた取り組み

「手話基礎講座

障がいをお持ちのお客さまが安心してご来店いただける環境整備の一環として、窓口で基本的な手話での応対を可能とするため、各種研修において「手話基礎講座」を取り入れています。

CSマニュアルの順守

全職員に交付しているCSマニュアルを各種研修・会議等で継続的に活用、周知徹底することで障がいをお持ちのお客さまへの接遇向上を図っていきます。

店舗について

・点字ブロックの設置

一部店舗で対応しています。地域環境等に配慮しながら随時対応していきます。

・車イス使用者等に対する利便のための配慮

▪️店舗入口へのスロープ

設置可能な店舗について設置しています。(スペースの関係上、設置できない店舗については、インターホンと案内版を設置の上、職員による補助での対応としています)

▪️障がい者専用駐車スペース

一部の立体駐車場設置店舗およびテナントビル等入居店舗を除き全店に設置しています。

・店舗バリアフリー化の実施状況(2019年9月末現在)

・店舗入口スロープ設置店舗(段差解消)…89ヵ店

・車イス利用可能トイレ設置店舗……………16ヵ店

・車イス利用可能ATM設置店舗……………92ヵ店

・車イス利用可能店舗外ATM…………… 138ヵ所

・骨伝導会話システム(骨伝導ヘッドセット)の設置

骨伝導会話システム(骨伝導ヘッドセット)「VOCE-rable egg」を県内8 店舗(本店、弘前支店、八戸支店、黒石支店、五所川原支店、十和田支店、三沢支店、むつ支店)に設置しています。

・乳幼児連れのお客さまにやさしい店舗設備の設置

乳幼児連れのお客さまが快適にお取引できるよう、一部店舗に下記の設備を設置しています。

・子供と一緒に座ってお取引できる座卓をキッズコーナーに設置

・幼児用ベビーラックをロビーに設置

・思いやり駐車場(乳幼児連れのお客さま優先駐車スペース)を設置

子供と一緒に座ってお取引できる座卓をキッズコーナーに設置 幼児用ベビーラックをロビーに設置 思いやり駐車場

その他の接遇向上に向けた対応

・障がい者対応ATMの設置

視覚障がいの方への対応として、ハンドセット方式および文字拡大機能付きATMを設置しています。

・行員「代筆」の取り扱い

自筆困難者の預金取引においては、行員の代筆を認めています。

・聴覚障がい者の方との店舗窓口での対応

感圧式液晶画面の筆談用ボードを全店に設置しています。

・老眼鏡セットの設置

全店に常備しています。