ニュースリリース
東北カッター株式会社様に対するシンジケートローンの組成について
2020年10月29日
東北カッター株式会社様に対するシンジケートローンの組成について
~SDGsに取り組む地元中小企業に対するコミットメントラインの導入~
青森銀行は、東北カッター株式会社様(代表取締役 高橋 辰男)と、総額4億5,000万円のシンジケートローン契約を締結しましたので下記のとおりお知らせいたします。
同社は東北4県(青森・秋田・岩手・宮城)に拠点を構え、建設業を展開しています。SDGsに貢献する取り組みにも力を入れており、災害復興、防災・減災のためのインフラ整備事業を展開しているほか、国策である「橋梁の長寿命化修繕計画」に基づき橋梁補修工事も積極的に行っています。
また、同社は東北における切断工事のパイオニアであり、強みである「ダイヤモンドで切る」という工法は、低振動・低騒音のほか、切断排水の処理・再利用や水を使用しない乾式工法など、環境への負荷を軽減しています。
本件は、今後の事業戦略資金として活用するタームローン(証書貸付)と不測の事態に備えたバックアップ等を目的とするコミットメントライン(特定融資枠)を、当行が主幹事となり株式会社秋田銀行と協調し、資金支援するものです。
なお、当行が組成したシンジケートローンの中で、地元中小企業向けのコミットメントラインの導入は、本件が2事例目となります。
当行は、今後も多様化するお客さまの資金調達ニーズに対して積極的な支援を行うことで、地域金融機関としての役割を果たし、地域経済・産業の活性化に貢献してまいります。
◆企業概要
事業者 |
東北カッター株式会社 |
設立 |
1978年3月 |
代表者 |
代表取締役 高橋 辰男 |
業務内容 |
建設業 |
本社所在地 |
青森県青森市大字安田字若松60番地 |
||
会社特色 |
東北における切断工事のパイオニア企業であり、設立以降、地方公共団体のインフラ整備・建築、建設土木企業のパートナーとして、切断工事を軸に橋梁補修工事等で持続可能なまちづくりに取り組むことで社会に貢献しています。 >災害復興、防災・減災のためのインフラ整備事業を展開しています。 >「橋梁の長寿命化修繕計画」に基づく橋梁補修工事へ積極的に取り組んでいます。 >同社の強みである「ダイヤモンドで切る」という工法は、従来と比較して工期の短縮、低振動、低騒音に加え切断排水の処理・再利用、水を使用しない乾式工法など環境負荷の軽減を可能としています。
※SDGs目標6、9、11に貢献
|
◆シンジケートローン契約の概要
|
貸出A |
貸出B |
組成形態 |
コミットメントライン※1 |
タームローン※2 |
組成金額 |
3億円 |
1億5,000万円 |
契約締結日 |
2020年10月26日 |
|
契約期間 |
コミット開始日:2020年10月29日 コミット満了日:2021年10月28日 |
実行日:2020年10月29日 満期日:2023年10月16日 |
資金使途 |
事業資金 |
|
アレンジャー |
株式会社青森銀行 |
|
エージェント |
株式会社青森銀行 |
|
参加金融機関 |
株式会社青森銀行、株式会社秋田銀行 |
※1 コミットメントラインとは
>お客さまに一定期間にわたって貸出極度を設定し、極度額の範囲であれば何度でも資金の借入・返済ができる融資形態をいいます。
※2 タームローンとは
>お客さまに対して、あらかじめ確定した貸付金額及び回数(1回または一定の期限内に複数回)の貸付実行を行い、あらかじめ決められた期日に弁済を行う融資形態をいいます。
以上