ニュースリリース
オカムラトレーディング株式会社のミャンマー進出支援について~株式会社国際協力銀行との協調融資~
平成30年1月26日
青森銀行は、株式会社国際協力銀行(総裁 近藤 章、以下「JBIC」)と協調し、オカムラトレーディング株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 八木 康次、以下「当社」)が行う「ミャンマー連邦共和国における水産加工施設の新設」に対して融資を行いましたのでお知らせいたします。
当社は、株式会社オカムラ食品工業(本社:青森市、代表取締役 岡村 恒一)グループ企業であり、海外向けの水産物卸売を主体に事業を行っております。この他、グループ全体では、ベトナムでのフードサービス事業やデンマークでのサーモン養殖事業を行うなど、積極的に海外事業を展開しております。
当社ではアジア地域を中心とした寿司ネタ等の水産加工品の需要拡大を見込み、2017年9月にミャンマーにおける製造拠点としてOKAMURA TRADING MYANMAR CO.,LTD.(以下「OTM」)を設立し、今般新設する製造工場ではサーモンを主とした寿司ネタ加工を行います。本融資は、当社に対して実施したものであり、当該資金がOTMへの出資や貸付(親子ローン)を通じて製造工場の新設に充てられます。
JBICは日本政府が全株式を保有する政策金融機関であり、今般の協調融資により、世界規模での水産加工品需要の取込みを企図する当社への資金支援のみならず、JBICが有するミャンマー政府とのネットワークを活用した事業運営サポートも期待されています。
なお、JBICとの協調融資は、北東北(青森県・秋田県・岩手県)の金融機関では青森銀行が初めての取り組みとなります。
青森銀行では、今後も高成長が見込まれる海外への事業展開支援に積極的に取り組み、お客さまの成長をサポートしてまいります。
【ミャンマー水産加工施設概要】
建設地 |
ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市ティラワ経済特別区ZONE B |
事業内容 |
水産加工品製造(サーモン) |
建物面積 |
6,567㎡ |
完成時期 |
2018年9月30日(予定) |
稼働開始 |
2019年1月(予定) |
生産能力 |
年間1,822t |
完成図 |
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【協調融資スキーム図】
【JBICについて】
JBICの情報については、ホームページ(https://www.jbic.go.jp/)でご確認いただけます。
以上