ニュースリリース
八戸ワイン産業創出に向けた積極的な取り組み
平成29年10月25日
青森銀行では、株式会社サンワーズ(本社:八戸市、代表取締役 澤内 昭宏)に対し、「八戸ワイン」を醸造するためのワイナリー新設資金について融資を行いましたのでお知らせいたします。
株式会社サンワーズ(以下、当社)は、「これからの未来と夢を伝統のあるワイン文化と挑戦するココロで現実にする企業」を経営理念とし、2015年に設立されました。当社では、八戸市より認定を受け、今秋から主に南郷地区のワイン用ぶどうを原料としてワインの醸造を開始し、販売していくこととしております。
八戸市では、国内の需要減少による葉たばこの生産縮減に対応していくため、ぶどうの栽培とそれを活用したワインの醸造を八戸圏域にて新規展開させ、地域経済の活性化を目指す取り組みとして、2014年より「八戸ワイン産業創出プロジェクト」を行っております。これまで、各種調査研究、ワイン文化・産業創出に向けたワインフォーラムの開催や八戸ワイン産業創出特区の認定を受けておりますが、今般においては、総務省 地域経済循環創造事業交付金の交付決定および当社への補助金交付決定を行っております。
株式会社サンワーズおよび八戸市の取り組みは、八戸圏域の農業振興・食産業振興・観光振興を通じた地域経済の活性化につながるものであることから、当行では、株式会社サンワーズに対する融資のみならず、販路開拓支援や、八戸市が総務省に対して行った地域経済循環創造事業交付金の申請支援等に積極的に取り組んで参りました。
今後とも、青森銀行では第15次中期経営計画に掲げた基本戦略「地方創生への積極的な取り組み(注1)」に基づき、地方創生に向けて積極的に取り組んでまいります。
【注1 第15次中期経営計画 基本戦略Ⅱ「地方創生への積極的な取り組み」】 <重点施策1 地域産業育成支援の強化> ●地域産業の維持・発展への支援に向け、地域企業の健全な新陳代謝促進に向けた創業と事業承継に関するサポート、更なる成長に向けた海外進出支援等、ライフステージに応じた取組を強化します。 <重点施策2 事業性評価への取り組み> ●創業・起業等への支援強化による事業者の裾野拡大、および事業性評価を通じた地域の核となる事業に対する拡大支援や将来的な可能性を有する事業のサポートを展開することにより、地域産業の発展に貢献します。 |
以上