ニュースリリース
北東北3大学3銀行提携による地域版TLO「ネットビックスプラス」の運用開始について
平成29年5月11日
青森銀行、株式会社秋田銀行(頭取 湊屋隆夫)および株式会社岩手銀行(頭取 田口幸雄)は、お客さまのビジネスチャンスの創出を目的に「北東北三行共同ビジネスネット」(以下、Netbixという)事業を展開しております。
Netbixでは、平成28年7月に国立大学法人弘前大学(学長 佐藤敬)、国立大学法人秋田大学(学長 山本文雄)、国立大学法人岩手大学(学長 岩渕明)の北東北3大学と地方創生の取り組みとして大学の持つ新技術を地域の中小企業と連携して活用するための新しい取り組みであるネットビックスプラスを立ち上げ、提携協定を締結いたしました。
提携協定締結後、各大学が持つ知的財産を共通データベースに整理・入力する作業を進めて参りましたが、この度本データベースが完成し本格運用を開始しております。
今後は、6者が協力して各大学が保有する特許の開放・提供、大学の新技術ライセンスの仲介、新しいビジネスの種の提供と技術データベースの解放を行い、北東北域内企業の成長支援を通じた地域活性化に向けて取り組んでまいります。
記
1.「ネットビックスプラス」について
(1)本事業は、弘前大学、秋田大学および岩手大学の北東北3大学が持つ「研究技術」や産業化の可能性がある「ビジネスの種」を共通データベース化し、青森銀行、秋田銀行および岩手銀行の北東北3銀行(Netbix)のネットワークで地域企業に情報提供することにより、新産業の創出や地域の活性化を目指した新しい取り組みです。
(2)本取り組みでは、取引先企業から新技術活用等の相談を受けた北東北3銀行(Netbix)が、共通データベースから北東北3大学に在籍する最適な研究情報を選定し、当該取引先企業と研究者とのマッチングを通じて課題の解決を目指します。
2.「ネットビックスプラス」のスキーム概念図
以上