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ニュースリリース

太陽光発電事業に対するABL(動産担保融資)の取組みについて

平成27年6月10日

 青森銀行は、株式会社伸和商事(本社:青森県十和田市/代表取締役 田中 ヤヱ氏)の太陽光発電事業に関する設備資金に対し、動産担保融資(ABL)を実施したことをお知らせいたします。

 

 本件は、再生可能エネルギーを活用した新事業への取り組みによる地域貢献を目的に、当社で所有する遊休地を活用した太陽光発電事業を計画したものであり、当行は、「太陽光発電事業(発電設備・売電債権)」の事業価値に着目した融資手法として、ABLの活用を提案し、今般成約に至ったものです。なお、当行では、これまで「りんご」「コメ」「水産加工品」「木材・木質チップ」「クレーン車両」「トンネルフリーザー」「診療報酬」等を担保としたABLに取り組んでおります。

 

 当行は、地域密着型金融推進の観点から、引続きABLを積極的に活用し、地元金融機関としてのコンサルティング機能を発揮するとともに、多様化する県内企業の資金調達ニーズにお応えすることで、地域経済の発展に貢献してまいります。

 


1.太陽光発電事業の概要

事業地

青森県十和田市大字米田字山中16番3号

発電出力

490kw(パネル容量532kw)

事業開始日

平成27年5月

総事業費

約1億6,000万円

 

2.事業者概要

企業名

株式会社伸和商事

代表者

田中 ヤヱ

所在地

青森県十和田市稲生町13番43号

事業内容

当社は、昭和63年創業の建設資材販売・auショップ・保険代理店等を運営している会社です。

また、ソーラー情報館の代理店も手掛けており、地域における ソーラー事業の発展・普及を通じて、社会貢献に努めております。

 

※ABL(アセット・ベースト・レンディング/動産担保融資)

 ABLとは、企業が保有する動産や売掛債権等を担保として活用する融資手法です。従来担保として利用されていない商品・機械等の動産の価値に着目することで、不動産や個人保証に過度に依存しない資金調達が可能となります。

 

以上

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