ニュースリリース
太陽光発電事業に対するABL(動産担保融資)の取組みについて
平成27年5月28日
青森銀行は、八戸通運株式会社(本社:青森県八戸市/代表取締役 田中 信明氏)の太陽光発電事業に関する設備資金に対し、ABL(動産担保融資)を実施したことをお知らせいたします。
本件は、再生可能エネルギーを活用した新事業への取り組みによる地域貢献を目的に、倉庫屋根上スペースを活用した太陽光発電事業を計画したものであり、当行は、「太陽光発電事業(売電債権)」の事業価値に着目した融資手法として、ABLの活用を提案し、今般成約に至ったものです。なお、当行では、これまで「りんご」「コメ」「水産加工品」「木材・木質チップ」「クレーン車両」「トンネルフリーザー」「診療報酬」等を担保としたABLに取り組んでおります。
当行は、地域密着型金融推進の観点から、引続きABLを積極的に活用し、地元金融機関としてのコンサルティング機能を発揮するとともに、多様化する県内企業の資金調達ニーズにお応えすることで、地域経済の発展に貢献してまいります。
記
1.太陽光発電事業の概要
事業地 |
青森県八戸市大字市川町字下楊16番1号 |
発電出力 |
250kW |
事業開始日 |
平成27年4月 |
総事業費 |
約1億円 |
2.事業者概要
企業名 |
八戸通運株式会社 |
代表者 |
田中 信明 |
所在地 |
青森県八戸市城下一丁目1番9号 |
事業内容 |
・当社は、陸上・海上運送業務、産業廃棄物収集運搬業務、リサイクル事業等を手掛ける総合物流事業者です。 ・当社はCSR活動および環境問題への対応として、モーダルシフトの導入をはじめとしたクリーンエネルギーの取り組みを強化・推進しております。 |
※ABL(アセット・ベースト・レンディング/動産担保融資)
ABLとは、企業が保有する動産や売掛債権等を担保として活用する融資手法です。従来担保として利用されていない商品・機械等の動産の価値に着目することで、不動産や個人保証に過度に依存しない資金調達が可能となります。
以上