お知らせ

株式会社木村牧場様の大規模豚舎増設・移設事業に対する協調融資契約の締結について ~近未来的なDX化を取り入れた畜舎の建設~

ニュースリリース
2024年7月31日

 青森銀行と株式会社日本政策金融公庫青森支店農林水産事業(事業統轄 竹本 太郎)(以下、「日本公庫」)は、株式会社木村牧場様(代表取締役 木村 洋文)が実施する約39億円規模の豚舎増設・移設事業(以下、「本事業」)に対して、青森銀行をアレンジャーとするシンジケートローン契約と、日本公庫の融資契約を協調して締結いたしました。

 本事業は、岩木山山麗に分娩・繁殖舎を各2棟ずつ新設するとともに、木造農場に肥育舎2棟を増設するプロジェクトとなります。

 本設備投資後は子豚の肥育頭数が現行比で約1.5倍まで増加するため、生産・出荷規模の拡大が見込まれております。また、分娩・繁殖舎の機能を岩木山農場に移設し、木造農場とのサイト隔離を図ることで、疾病感染連鎖リスク等が低減され、飼養成績の向上が期待されます。

 なお、今回の設備投資は、青森県内でも事例が少ない「オールイン・オールアウト方式※」を採用しており、これまで以上に適切な飼養・衛生管理、万全な環境対策、生産性の向上、従業員の労働負担の軽減等が実現する「畜産のDX化や持続可能な経営に資する取り組み」となっております。

 青森銀行と日本公庫は、引き続き連携を促進し、お客さまのサステナビリティ経営をサポートするとともに、持続性のある地域社会の実現や地域経済の発展に貢献してまいります。

  • オールイン・オールアウト方式とは、衛生管理の徹底を主目的として行われ、同一豚舎内に同じ週齢の豚を飼養し、移動する際は徹底して消毒した空の豚舎へ移動し、他の群と同居させない方法。

以上