外国送金のISO20022移行対応について
重要なお知らせ
2023年3月17日
外国送金の代表的な決済ネットワークであるSWIFT(国際銀行間通信協会)では、外国送金に使用する電文について新フォーマットであるISO20022が2023年3月から利用開始される予定です。また、SWIFTを利用する世界各国の金融機関は2025年11月までに、新フォーマットに移行することが求められています。当行におきましても、新フォーマットに対応予定です。
本対応は外国送金をご利用されるお客様にも影響が見込まれるため、ISO20022の概要およびお客様への影響についてご案内します。
ISO20022とは
- 新フォーマットであるISO20022はXMLを主要なデータ記述言語として利用することで、高い柔軟性と拡張性を持つ仕組みになっています。
- 従来のフォーマットと比べて「文字数の上限拡張」、「情報の属性の細分化」がされています。
- 昨今のアンチマネーローンダリング規制強化の背景からも、仕向外国送金において、新フォーマットではお客様に依頼人・受取人の住所をより細分化してご記入いただく必要がある等の影響があります。
移行スケジュール
- 各金融機関は2023年3月から新フォーマットの適用を開始、2025年11月までには新フォーマットに移行することが求められています。当行におきましても、2025年中を目途に新フォーマットに移行予定です。
- <あおぎん>外為取引サービス等の各種の外国送金サービスにおきましては、上記移行前に変更点を順次ご案内する予定です。
被仕向外国送金への影響
- 2023年3月より、新フォーマットで到着した外国送金についても、従来の手続通りお客さま口座への入金を行います。
- 両フォーマットが併存する期間では、お取引先が送金依頼時に現フォーマットの入力桁数上限を超えて新フォーマットをご利用された場合、送金依頼名など送金情報の一部が当行からの被仕向外国送金計算書上に表示されない可能性があります。但し、SWIFTが定める新フォーマットから現フォーマットへの変換ルールに則った対応を行います。
仕向外国送金への影響
- 当行のISO20022移行後、<あおぎん>外為取引サービス等の各種の外国送金サービスにおいて、送金ご依頼時は新フォーマットに準ずる形式で仕向外国送金データを作成いただく必要がございます。移行前に準備でき次第、変更点をご案内します。
以上