曽我バイオマス発電株式会社様に対するシンジケートローンの組成について~地域の未利用資源を活用した木質バイオマス発電所の建設~
ニュースリリース
2022年8月31日
青森銀行は、曽我バイオマス発電株式会社様(代表取締役 曽我 浩昭)が実施する木質バイオマス発電事業(以下、「本事業」)に対して、総額19.5億円のシンジケートローンを組成し、第1回目の融資を実行いたしましたのでお知らせします。
本事業は、青森県三戸郡南部町に出力1,990kWの木質バイオマス発電所を建設し、固定価格買取制度に基づき20年間売電を行うプロジェクトとなります。出資会社である株式会社曽我産業様(代表取締役 曽我 浩昭)は、従来から木質チップ供給業者として、複数のバイオマス発電所にチップを販売しております。今般、同社のチップ加工技術やノウハウを活かし、地域の未利用材(これまで山林に放置されてきた林地残材や間伐材等)や従来利用価値が無かった木質廃材等を燃料とするカーボンニュートラルな発電設備を建設することとなりました。
本事業は循環型社会の形成に資する取り組みであり、地域資源の有効活用や持続可能な森林経営の支援、地球温暖化対策、新たな雇用創出等あらゆる効果が期待されています。
なお、本事業は地域が抱える社会・環境問題の解決に結びつく意味でも社会的意義が高い事業であり、賛同をいただいた複数の金融機関により資金支援を行うものです。
今後も当行では、脱炭素社会の実現やカーボンニュートラルに資する取り組みに対する金融支援を行い、持続可能な地域社会づくりや地域経済の活性化に貢献してまいります。
<ご参考>
以上