輸出向けホタテの自動保管冷凍庫整備に協調融資
ニュースリリース
2021年3月 1日
青森銀行は、日本政策金融公庫青森支店(農林水産事業統轄 西原 和昭)と協調して、株式会社山神(やまじん)様(代表 神 武徳)の自動保管冷凍庫の整備に対して、協調して融資支援を実施しました。
≪ポイント≫
○欧州向け輸出のEU-HACCP冷凍庫を整備
株式会社山神様は、昭和48年創業の県内有数のホタテ加工業者です。
これまで、EU向け輸出を行っていましたが、昨年のコロナ禍で、フランス向けホタテフライの輸出が頓挫する等の影響が出ています。しかし、青森県むつ湾産のホタテは品質が高く、コロナ収束後は需要が増えると考え、EU輸出を見据えた準備をしています。
具体的には、自動保管冷凍庫を本社工場に隣接して建設、EU-HACCPの認証を取得することで、EU向け輸出が可能となります。これまで、原料や商品を保管しておく冷凍庫は八戸市内の賃貸倉庫を利用していたため、認証取得が課題となっていましたが、本投資によりその課題が解決できるものです。
○青森銀行と日本公庫が協調支援
青森銀行と日本公庫農林水産事業は、株式会社山神様のアフターコロナを見据えた設備投資について、協調して融資しました。今後とも、青森銀行及び日本公庫は、漁業者及び水産関連事業者の行う事業を積極的に支援してまいります。
事業者概要 | |
事業者名 | 株式会社山神 代表取締役 神 武徳 |
住所 | 青森県青森市大字油川字岡田262-5 |
事業内容 |
・昭和48年6月創業、平成5年6月法人化。 ・むつ湾のホタテを、ボイルホタテ、冷凍生貝柱やフライ用ホタテに加工し、年間2,500トン出荷。 |
以上