地域のまちづくりと一体になった再開発事業~中新町山手地区市街地再開発組合様に対するシンジケートローンの組成について~
ニュースリリース
2020年9月18日
青森銀行は、「中新町山手地区第一種市街地再開発事業※1」(以下、「本事業」)の事業主体である中新町山手地区市街地再開発組合様(理事長 野澤 正樹)に対して、当行が主幹事となり、シンジケートローン方式による総額10億5,000万円のリボルビング・クレジット・ファシリティ契約※2の締結及び融資実行を行いましたのでお知らせいたします。
本事業は、同組合が主体となって、青森駅周辺の新町通りに面する地区(約0.5ha)を再開発し、商業施設や事務所等を共同化・集約化することにより、魅力的な商業空間を形成するとともに事務所やホテル、集合住宅を整備することを目的としています。
また、新町通りから青森県庁北棟に通り抜け可能な通路の新設等、来街者の回遊性を高め、周辺施設との連携による賑わいの創出を図ることを目的としています。
当行では、都市機能の向上や地域全体の再生が期待される本事業をSDGsへの取り組みの一環と認識しており、株式会社みちのく銀行及び青い森信用金庫と協調して、『ALL青森』による支援体制を構築し、開発期間中に亘って資金供給を実施いたします。
今後も当行では、多様化するお客さまの資金調達ニーズに対応するために積極的な支援を行い、地域金融機関としての役割を果たし、地域経済の発展に貢献してまいります。
事業概要
事業者 | 中新町山手地区市街地再開発組合 |
代表者 | 理事長 野澤 正樹 |
施設概要① |
≪ウエスト棟≫
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施設概要② |
≪センター棟≫
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シンジケートローン概要
融資形態 | リボルビング・クレジット・ファシリティ契約 |
組成金額 | 10億5,000万円 |
契約締結日 | 2020年8月26日 |
契約期間 | 契約締結日から4年間 |
アレンジャー | 株式会社青森銀行 |
エージェント | 株式会社青森銀行 |
参加金融機関 | 株式会社青森銀行、株式会社みちのく銀行、青い森信用金庫 |
完成イメージ図(完成と異なる場合がございます)
該当するSDGs
安全で快適な都市機能の創出により地域活性化を図り、持続可能なまちづくりを目指す。
- 第一種市街地再開発事業とは
都市再開発法に基づく事業で、市街地内の都市機能が低下している地区等において、建築物及び建築敷地の整備等を行うことにより、都市における土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ることを目的とします。第一種市街地再開発事業は、「権利変換方式」と呼ばれ、権利変換手続きにより、従前建物、土地所有者等の権利を再開発ビルの床に関する権利に対して、原則として等価で変換することとなります。 - リボルビング・クレジット・ファシリティ契約とは
お客様に一定期間にわたって貸出極度を設定し、極度額の範囲であれば何度でも資金の借入・返済ができるご融資形態をいいます。
以上