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ニュースリリース

青森銀行記念館建築図面の「日本のたてもの」への展示について

2020年11月30日

青森銀行では、文化庁が企画運営する「日本のたてもの ―自然素材を活かす伝統の技と知恵」に、『青森銀行記念館設計図面』が展示されることとなりましたのでご案内いたします。

展示される図面は、当行の前身である株式会社第五十九銀行本店として明治37年(1904年)建築の図面計10点のうち4点で、建物を設計施工した棟梁・堀江佐吉(※)作図のものとされています。なお、堀江佐吉が作図した図面は他の建築物を含め全国的に確認されておりません。

図面は、青森銀行記念館内に長く保管されていたもので、劣化損傷が見られたため歴史的価値のある資料としての保存を目的に修復を行い、青森銀行本店(青森市)に保管していました。

この度、「日本のたてもの」開催にあたり、文化庁からの要請を受け展示することとなりました。

 

 

1.展示場所:国立近現代建築資料館

東京都文京区湯島4-6-15

 

2.展示期間:2020年12月10日(木)~2021年2月21日(日)

 

3.展示図面:株式会社五拾九銀行 新築正面乃図

同     新築事務室及営業室縦断乃図

同     新築側面乃図

同     新築平面配置乃図

 

(※)堀江佐吉(1845~1907):明治時代の青森県の最も著名な土木建築の棟梁。国指定重要文化財である青森銀行記念館や旧弘前市立図書館など多くの建築物を手掛けた。

 

【「日本のたてもの」概要】

文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会が東京国立博物館、国立科学博物館、国立近現代建築資料館の3会場において開催する展覧会です。

本展覧会は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、日本の全国各地で実施される「日本博」の催しの一つとして開催されるものです。

木材・土・石など多様な自然素材を用い、高い加工技術と美意識によって優れた造形物へ昇華させた日本建築に焦点をあて、その縮小細密表現である「建築模型」などの建築資料によって、日本建築の造形的特徴を飛鳥時代から現代まで通史的にご覧いただこうとするものです。

公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tatemono/

 

以上

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