共栄産業株式会社に対するシンジケートローン組成について～当行単独によるアレンジャー兼エージェント業務を受託～

平成30年11月16日

青森銀行は、共栄産業株式会社(本社：十和田市 代表取締役 中村栄吉)に対し、当行が幹事行となり総額5億円のシンジケートローンを組成いたしましたのでお知らせします。なお、同社のシンジケートローンの幹事行を務めるのは、昨年度に引き続き2回目となります。

共栄産業株式会社は、1978年の設立以降、基礎工事・解体工事の専門工事業者として、全国的にも数少ない低騒音・低振動の特殊重機等の保有と特殊重機を取扱う従業員(オペレーター)の育成を強みに、着実に事業価値を高めてまいりました。現在では、業界において確固たる地位を確立し、順調に工事の受注を確保しております。

本件は、当行と青い森信用金庫が適正な事業価値の評価に基づき、シンジケートローンを組成し、同社の更なる成長をサポートするものです。

当行は、お客さまとのリレーション強化の一環として、今後もシンジケートローンのアレンジメント業務をはじめとした金融サービスをより一層推進し、地域経済の発展に貢献してまいります。

記

1.企業概要

2.シンジケートローンの概要

≪ご参考≫

>　シンジケートローンとは、複数の金融機関でシンジケート団を組成し貸付を行う形態です。お客さまにとっては、同一の取引条件の下で、複数の金融機関との窓口が一本化されることにより、資金調達に伴う事務の簡素化や設備投資等の多額な資金の効率的な調達が可能となります。

>　アレンジャー(主幹事行)は、参加金融機関の募集・契約内容の取りまとめを行い、借入条件の交渉等、案件の組成全般に携わる役目を担います。

>　エージェントは、契約調印後の元利金等の支払事務を一本化し、借入人とシンジケート団(参加金融機関)の連絡の取りまとめ等、期中の事務管理を請負います。

≪本件スキーム図≫

以上