共栄産業株式会社に対するシンジケートローン組成について

平成30年1月25日

青森銀行は、共栄産業株式会社(本社：十和田市　代表取締役　中村栄吉)に対し、当行が幹事行となり総額5億円のシンジケートローンの組成を行いましたのでお知らせいたします。

今回のシンジケートローンは、当行が、複数の金融機関をとりまとめるアレンジャー(主幹事)業務、及びエージェント(事務代理人)業務を単独で受託いたしました。

共栄産業株式会社は、1978年の設立以降、基礎工事・解体工事の専門工事業者として事業を展開してまいりました。現在では、低騒音・低振動の特殊重機等を活用し、全国的に工事の受注を行っており、着実に業容を拡大しております。

また、同社は2017年12月22日に経済産業省が認定した『地域未来牽引企業』(※)にも選定されており、今後も地域経済の成長を担う企業として活躍が期待されます。

当行は、引続きお客様の多様化・高度化する資金調達ニーズにお応えする手段として、シンジケートローンを活用し、地元企業及び地域経済の発展に貢献してまいります。

記

1.企業概要

2.シンジケートローンの概要

(※)地域未来牽引企業

地域の事業者等に対する経済的波及効果を及ぼすことにより、地域の経済成長を力強く牽引する事業を更に積極的に展開されること、または、今後取り組まれることが期待される「地域経済牽引事業の担い手の候補となる地域の中核企業」として、経済産業省が全国2,148社を選定。

≪ご参考≫

◆ シンジケートローンとは、複数の金融機関でシンジケート団を組成し貸付を行う形態です。お客様にとっては、同一の取引条件の下で、複数の金融機関との窓口が一本化されることにより、資金調達に伴う事務の簡素化や設備投資等の多額な資金の効率的な調達が可能となります。

◆ アレンジャー(主幹事行)は、ファイナンス・ストラクチャーの検討(融資形態の選定、設計、融資条件の立案)、シンジケーション内容の立案、参加行の募集、契約書の作成等、契約調印までの案件組成全般に携わる役目を担います。

◆ エージェントは、契約調印後の元利金の支払事務、借入人とシンジケート団の連絡の取り纏め等、期中事務・管理を請け負います。

以上