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ニュースリリース

東北ファームに対する協調融資について-「総合GPセンター」の新設に対して事業性評価融資で協調支援-

平成29年4月3日

青森銀行および日本政策金融公庫(略称:日本公庫)青森支店農林水産事業は、有限会社東北ファーム(本社:三沢市 代表取締役 山本 彌一)に対して、事業性評価融資(注1)による協調支援を行いましたので、お知らせします。

 

 東北ファームは、青森県内トップクラスの規模を誇る採卵養鶏業者で、県内の有力スーパーを中心に「味乙女」等の自社ブランド鶏卵を販売しています。また、各種資材の仕入や飼料・商品の運送など、商取引を通じて地域経済の活性化に大きく貢献しております。

 

 今回、東北ファームは老朽化した施設の更新に伴って分散していたGPセンター(注2)の機能集約を計画。青森銀行ならびに日本公庫は、新たに建設される総合GPセンターにより、製造能力の増強および製造効率の向上、衛生管理の強化が実現される点を高く評価し、設備資金など計8億9000万円を協調融資しました。

 

 今後とも、青森銀行と日本公庫は相互に連携し、地域経済の活性化を図るべく、最適な金融支援や本業支援を実施してまいります。

 

【総合GPセンター概要】

住 所

三沢市大字三沢字庭構(既存農場内)

建 物

鉄骨造 1階建(3,871平方メートル)

融資額

青森銀行 5億4千万円

日本公庫 3億5千万円

竣工日

平成29年3月31日(金)

※なお青森銀行では、本件に関連し、社員寮および堆肥発酵施設の新設資金1億5千万円についても当社に対し融資しております。

  

注1【事業性評価融資について】

事業性評価とは、金融機関が現時点での財務データや保証・担保にとらわれず、企業訪問や経営相談等を通じて情報を収集し、事業者の事業内容や成長可能性等を適切に評価することです。青森銀行ならびに日本公庫は、事業性評価に基づく融資や助言を行うことで、地域産業の更なる成長支援に取り組んでいます。

 

注2【GPセンターについて】

Grading and Packing Centerの略。鶏卵の洗浄、検卵、格付、包装、表示等を行い、合理的な物流を実現する「鶏卵供給基地」の役割を果たしています。

 

以上

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