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ニュースリリース

メガソーラー事業に対するABL(動産担保融資)の取組みについて
~県内金融機関連携によるメガソーラー事業への資金供給の実施~

平成27年3月10日

 青森銀行は、株式会社工房杉の子(本社:青森県青森市/代表取締役 齋藤 義則)のメガソーラー(大規模太陽光発電)事業に関する設備資金に対し、株式会社みちのく銀行と共同で動産担保融資(ABL)を実施したことをお知らせいたします。

 

 本件は、再生可能エネルギーを活用した新事業への取り組みによる地域貢献を目的に、当社で所有する遊休地を活用した太陽光発電事業を計画したものであり、「太陽光発電事業(発電設備・売電債権)」の事業価値に着目した融資手法としてABLを活用し、他行協調の下今般融資成約に至ったものです。なお、当行では、これまで「りんご」「コメ」「木材・木質チップ」「クレーン車両」「トンネルフリーザー」「太陽光発電設備」等を担保とするABLに取り組んでおります。

 

 当行は、地域密着型金融推進の観点から、引続きABLを積極的に活用し、地元金融機関としてのコンサルティング機能を発揮するとともに、多様化する県内企業の資金調達ニーズにお応えすることで、地域経済の発展に貢献してまいります。

 

 

1.太陽光発電事業の概要

事業地

青森県青森市田茂木野田茂木沢39-2

事業所名

田茂木野太陽光発電所

発電出力

1,000kW(パネル容量1,094.4kW)

事業開始日

平成27年3月

総事業費

約2億7千万円

 

2.事業者概要

企業名

株式会社 工房杉の子

代表者

齋藤 義則

所在地

青森県青森市中央2丁目1番17号

事業内容

・当社は、総合建設業に加え、近年太陽光発電事業にも積極的に取り組む丸喜株式会社齋藤組(青森市)の関連会社です。

・本設備は、架台(パネルを設置する台)の高さを約3.5m、パネル角度30度とした本県の冬場の豪雪対策が施された、青森市内では初となるメガソーラー設備として注目を集めています。

 

※ABL(アセット・ベースト・レンディング/動産担保融資)

 ABLとは、企業が保有する動産や売掛債権等を担保として活用する融資手法です。従来担保として利用されていない商品・機械等の動産の価値に着目することで、不動産や個人保証に過度に依存しない資金調達が可能となります。

 

以上

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