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ニュースリリース

地方創生への積極的な取り組み-(株)オカムラ食品工業が行う「サーモン養殖事業」の展開に対する支援-

平成29年4月13日

青森銀行では、株式会社日本政策金融公庫 仙台支店(略称:日本公庫)と協調し、株式会社オカムラ食品工業(本社:青森市 代表取締役 岡村 恒一)が行う「サーモン養殖施設の新設」に対して融資を行いましたのでお知らせいたします。

 株式会社オカムラ食品工業(以下、当社)は、「食品の素材改良を通じ、人類に貢献」を企業理念に掲げ、昭和46年(1971年)の創業以来、青森県内における魚卵製品の製造加工を主力事業とし、地域経済の活性化に大きく貢献しているとともに、当社グループ企業におけるベトナム・アメリカでのフードサービス事業やデンマークでのサーモン養殖事業等、グローバルな事業展開を行っております。

 当社は、深浦町でのサーモン養殖事業構想以来、深浦町および地元関係者、弘前大学食料科学研究所等の協力を得ながら、各種調査や試験養殖を行い、今般サーモン養殖施設を新設することに至りました。同施設は、深浦町に本社を置く株式会社ホリエイ(代表取締役 堀内 精二)が、総合建設業者として長年培ってきた自社の建設ノウハウに基づき施工しました。

青森銀行ならびに日本公庫は、①世界的に養殖サケ・サーモンの市場規模が近年ますます拡大していること、また、日本国内においては大半を輸入に依存していることを背景とし、当社のネットワークを活用した国内外市場への供給が見込まれる点、②国内では希少なサーモン養殖ノウハウを有している点、③「世界自然遺産である白神山地が育む冷温で豊かな淡水・海水」という「青森が持つ地域資源」を活用した新事業であり、将来的に地域経済の活性化に貢献する可能性を大いに有する点を高く評価。本件に関する融資を含めた各種支援を展開することといたしました。

 今後とも、青森銀行では第15次中期経営計画に掲げた基本戦略「地方創生への積極的な取り組み(注1)」に基づき、地方創生に向けて積極的に取り組んでまいります。

 

【サーモン養殖施設完成図 (竣工年月日:平成29年3月31日(金))】

 

【参考:本件関連企業の概要】

会社名

株式会社 オカムラ食品工業

株式会社 ホリエイ

本社所在地

青森県青森市八重田1丁目6-11

青森県西津軽郡深浦町大字岩崎字松原193-2

設立年

1971

1960

資本金

9,000万円

2,500万円

事業内容

水産食料品製造業

特定建設業、不動産業、

鮮魚出荷・大型定置漁業

 

【注1 第15次中期経営計画 基本戦略II「地方創生への積極的な取り組み」】

<重点施策1 地域産業育成支援の強化>

●地域産業の維持・発展への支援に向け、地域企業の健全な新陳代謝促進に向けた創業と事業承継に関するサポート、更なる成長に向けた海外進出支援等、ライフステージに応じた取組を強化します。

<重点施策2 事業性評価への取り組み>

●創業・起業等への支援強化による事業者の裾野拡大、および事業性評価を通じた地域の核となる事業に対する拡大支援や将来的な可能性を有する事業のサポートを展開することにより、地域産業の発展に貢献します。

 

以上

 

 

 

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